ひな祭りの起源
歴史ある日本の習慣
女の子の健やかな成長と、その幸せを願い、祝うひな祭り。その由緒は、古くは平安時代の頃にさかのぼると言われています。女の子のお人形遊び、いわゆる「ひいな遊び」と、藁や紙で作った人形、いわゆる「ひとがた」というものですが、これに自分にふりかかる厄とか災いをすべて移して、川や海に流したという流し雛の風習が結びついて、現代の「ひな祭り」に変化していったと言われています。現代のひな祭りに近い感覚は、江戸時代の始めには既に確立されていたようですね。こういう古くからの日本の習慣というのは、日本の歴史の中に生きている我々日本人だからこそ、感覚として身に染みついているものなのだと思います。外国の方にもこのよさを是非実感して貰えたらいいのになぁ、と思いますが、なかなか難しいのではないかと思います。でも、理解してくれている方もいますよね。日本を大好きな外国の方であれば、きっとこういう民族の風習までをも感覚で理解してしまえるものなのかも知れません。
1000年以上前の平安時代
ひな祭りの起源は1000年以上前の平安時代にさかのぼると言われているだけあって、日本全国には、いろいろなひな祭りがあります。祭りとしては、徳川二代将軍の娘・和子が後水尾天皇女御として入内するときに、京都御所で盛大にひな祭りが行われたのが大きなきっかけとなり、その後幕府や大奥でもひな祭りが行われるようになり、それがやがて武士階級から庶民にまで広まっていったと思われます。この頃は大人の女性のお祝いでもあったようですが、江戸時代中期になると大人の女性だけではなく、女の赤ちゃんの誕生を祝う意味合いも濃くなってきました。現代ではすっかり、女の子のお祭りになってしまって、大人の女性にはあまり関係がない雰囲気になってきています。ちょっと残念です。おひな様を部屋の中に飾ると、部屋がぱっと華やいで気持ちも晴れやかになります。女の子に生まれた幸せを実感できるときでもあります。広い部屋でないと大きな段飾りはできませんけれど、小さくてもいいのでおひな様を飾りたいですね。
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